バトルスター・ギャラクティカ4#72 Daybreak Part1
2009/10/14(Wed) 10:51
Battlestar Galactica
陥落前のカプリカ・シティ。
アダマは退任勧告を受けている。
バルターはシックスと送迎車の中。全身白でかため、カラフルなボーダー柄の靴下。カプリカ・シックスといちゃいちゃしていると電話が鳴る。それまでの自信ありげな彼が突然焦り出し必死に懇願している。電話の相手は誰なのだろう?
若々しく華やいでいるロズリン。妹のベビー・シャワーがちょうど終わったところ。二人の姉妹に囲まれ人生最高の幸せな時を過ごしている風。
キッチンで食事の支度をしているスターバック。チャイムが鳴って今日の客人が到着。リー・アダマが今日のゲストだ。スターバックの恋人ザックの兄リー。
バルターの電話の相手は父の訪問看護士からのものであった。気難しい父は何人も看護士をクビにしていて、今回もまただ。「いくらかかってるのかわかってるのか?」とバルターは父を罵る。「息子は家族を恥じておるんだよ、アクセントも変えてしまって。育ちについて語られるのがイヤなようでの」とカプリカに話しかける彼。野心的で都会的で頭脳明晰なバルターが、父の前では落ち着きを無くし、父親を罵倒し、もう喋るなと父を叩く。カプリカはじっと彼等の会話を聞いている。
ロズリンの家のチャイムが鳴る。訪ねてきたのは警官だった。「飲酒運転の車がお父様と妹さんたちを乗せた車に衝突し、全員亡くなりました。お気の毒です。」3人で笑い合ったのはつい数時間前のことなのに。ショック状態のロズリンは寝間着のまま外に出て、噴水池へ入っていく。
現在のギャラクティカ。
乗組員たちの異動、ギャラクティカの解体準備が進められる。
アダマも荷造り。引越先はサイロンのベースシップだ。
船団の半数の支持を得ているバルターは、「あなたの時代がきたのよ」と浮かれ気味のポーラの話を聞き流しながら、何かを熟考しているようだ。
彼は父とカプリカのことを思い出していた。カプリカは父のために養護施設を見つけてくれていた。「あなたのお父様は複雑な人だけど、喜ばせるのは難しくないのよ。一番最近会った時の彼はとても幸せそうだったわ」バルターは幸せそうな父の顔など、見たことがなかったろうに。
スターバックはヘラの書いたメロディーについて必死に考えていた。
ヒロはアセナとブーマーの違いを見抜けなかった自分をまだ許せない。チーフは「わからなくて当然だよ。僕らが同じに作ったんだから。彼等はマシーンなんだ、誰も信用できないよ」ヒロは「アセナは違う」と言って、チーフの監房の前を去る。
キャヴィルの元でもヘラはずっと絵を描いていた。スターバックに贈った星の絵、カラフルな水玉の並ぶ絵を描き続ける。
彼女の遺伝子コード上にサイロン存続の鍵となる何かがあるに違いないと、キャヴィルは彼女を徹底的に研究する準備を進めている。チューブに繋いで、切り刻んで。
追悼の間。パイロットやギャラクティカ関係者の写真ははがされ、既に持ち運ばれていた。ぽつぽつと残る中にアセナとヘラの写真が。それを見つめていたアダマは心に期すものがあった。
「バルターの言った事は本当なのか?」とアダマはスターバックに尋ねる。「ええ、本当のことです。私は自分の死体を見つけ、火葬にしました。今の私が何者なのか自分にもわかりません。」と彼女は答える。「いいか、君のことは私にはよくわかっている。君は私の娘だ。それを忘れるな」とアダマ。
そしてアダマはスターバックに頼む、サムに尋ねてほしいことがある、と。
異動で忙しく動き回る人々の集まるデッキに、アダマとスターバックによって突然赤いテープが貼られる。
「聞いてくれ。一人の少女がギャラクティから連れ去られたことは知っていると思う。彼女の救出ミッションは現実的ではないと私は思っていた。しかしそれは間違いだった。」アダマは、ヘラ救出作戦の決行を決めた。
あくまでも自主的に決めることで強制はしない。戻ってこれる保証は無い、幻想や感傷で決めてほしくない。各自で判断して、この赤い線の向こうとこちらに分かれてほしい。
リー、ヒロとアセナ、ファイヴの面々、パイロット、マリーンズ、監房から出されたチーフら、大勢が続々と志願。そして病床のロズリンも。
偵察に出ていたラプターがキャヴィルの居所をつかむ。かなりの難攻不落な場所で、接近すら難しい。しかし作戦開始だ。
最後の作戦の前に、主要人物たちの過去が語られる。引退を目の前にしたアダマ、突然家族を失ったロズリン-彼女は明るい家から都会風のアパートへ移り(前回のエピソードでのhomeについての彼女の言葉が思い出される)、エイダーの大統領選出馬への協力を求められる。リーはスターバックに一目惚れするが、彼女は弟の恋人。酔っぱらって帰った彼の部屋に紛れ込んでいた鳩を追いかけるリー。鳩はスターバックの象徴だろうか。
バルターの父への愛憎。自分が捨ててきた故郷を体現しているような父はいつも自分の邪魔ばかりする。父と息子というのは複雑な間柄になりがちで、これは古今東西変わらず普遍的なのだなあ。その父をカプリカが救い、その後バルターとカプリカは関係を深めていくわけだ。
ピラミッドの優勝決定戦前のサムは、「大事なのは勝つことではなくて完璧なプレーをすることで、結果には興味がないんだ、本当のところ」と、記者に語る。
後片付けの寂しさばかりが漂っていたギャラクティカが活気づくのが嬉しい。ただ解体されて消えていくのではなく、彼女にふさわしい最終幕を用意したアダマ。いよいよ本当のさようならだ。
アダマは退任勧告を受けている。
バルターはシックスと送迎車の中。全身白でかため、カラフルなボーダー柄の靴下。カプリカ・シックスといちゃいちゃしていると電話が鳴る。それまでの自信ありげな彼が突然焦り出し必死に懇願している。電話の相手は誰なのだろう?
若々しく華やいでいるロズリン。妹のベビー・シャワーがちょうど終わったところ。二人の姉妹に囲まれ人生最高の幸せな時を過ごしている風。
キッチンで食事の支度をしているスターバック。チャイムが鳴って今日の客人が到着。リー・アダマが今日のゲストだ。スターバックの恋人ザックの兄リー。
バルターの電話の相手は父の訪問看護士からのものであった。気難しい父は何人も看護士をクビにしていて、今回もまただ。「いくらかかってるのかわかってるのか?」とバルターは父を罵る。「息子は家族を恥じておるんだよ、アクセントも変えてしまって。育ちについて語られるのがイヤなようでの」とカプリカに話しかける彼。野心的で都会的で頭脳明晰なバルターが、父の前では落ち着きを無くし、父親を罵倒し、もう喋るなと父を叩く。カプリカはじっと彼等の会話を聞いている。
ロズリンの家のチャイムが鳴る。訪ねてきたのは警官だった。「飲酒運転の車がお父様と妹さんたちを乗せた車に衝突し、全員亡くなりました。お気の毒です。」3人で笑い合ったのはつい数時間前のことなのに。ショック状態のロズリンは寝間着のまま外に出て、噴水池へ入っていく。
現在のギャラクティカ。
乗組員たちの異動、ギャラクティカの解体準備が進められる。
アダマも荷造り。引越先はサイロンのベースシップだ。
船団の半数の支持を得ているバルターは、「あなたの時代がきたのよ」と浮かれ気味のポーラの話を聞き流しながら、何かを熟考しているようだ。
彼は父とカプリカのことを思い出していた。カプリカは父のために養護施設を見つけてくれていた。「あなたのお父様は複雑な人だけど、喜ばせるのは難しくないのよ。一番最近会った時の彼はとても幸せそうだったわ」バルターは幸せそうな父の顔など、見たことがなかったろうに。
スターバックはヘラの書いたメロディーについて必死に考えていた。
ヒロはアセナとブーマーの違いを見抜けなかった自分をまだ許せない。チーフは「わからなくて当然だよ。僕らが同じに作ったんだから。彼等はマシーンなんだ、誰も信用できないよ」ヒロは「アセナは違う」と言って、チーフの監房の前を去る。
キャヴィルの元でもヘラはずっと絵を描いていた。スターバックに贈った星の絵、カラフルな水玉の並ぶ絵を描き続ける。
彼女の遺伝子コード上にサイロン存続の鍵となる何かがあるに違いないと、キャヴィルは彼女を徹底的に研究する準備を進めている。チューブに繋いで、切り刻んで。
追悼の間。パイロットやギャラクティカ関係者の写真ははがされ、既に持ち運ばれていた。ぽつぽつと残る中にアセナとヘラの写真が。それを見つめていたアダマは心に期すものがあった。
「バルターの言った事は本当なのか?」とアダマはスターバックに尋ねる。「ええ、本当のことです。私は自分の死体を見つけ、火葬にしました。今の私が何者なのか自分にもわかりません。」と彼女は答える。「いいか、君のことは私にはよくわかっている。君は私の娘だ。それを忘れるな」とアダマ。
そしてアダマはスターバックに頼む、サムに尋ねてほしいことがある、と。
異動で忙しく動き回る人々の集まるデッキに、アダマとスターバックによって突然赤いテープが貼られる。
「聞いてくれ。一人の少女がギャラクティから連れ去られたことは知っていると思う。彼女の救出ミッションは現実的ではないと私は思っていた。しかしそれは間違いだった。」アダマは、ヘラ救出作戦の決行を決めた。
あくまでも自主的に決めることで強制はしない。戻ってこれる保証は無い、幻想や感傷で決めてほしくない。各自で判断して、この赤い線の向こうとこちらに分かれてほしい。
リー、ヒロとアセナ、ファイヴの面々、パイロット、マリーンズ、監房から出されたチーフら、大勢が続々と志願。そして病床のロズリンも。
偵察に出ていたラプターがキャヴィルの居所をつかむ。かなりの難攻不落な場所で、接近すら難しい。しかし作戦開始だ。
最後の作戦の前に、主要人物たちの過去が語られる。引退を目の前にしたアダマ、突然家族を失ったロズリン-彼女は明るい家から都会風のアパートへ移り(前回のエピソードでのhomeについての彼女の言葉が思い出される)、エイダーの大統領選出馬への協力を求められる。リーはスターバックに一目惚れするが、彼女は弟の恋人。酔っぱらって帰った彼の部屋に紛れ込んでいた鳩を追いかけるリー。鳩はスターバックの象徴だろうか。
バルターの父への愛憎。自分が捨ててきた故郷を体現しているような父はいつも自分の邪魔ばかりする。父と息子というのは複雑な間柄になりがちで、これは古今東西変わらず普遍的なのだなあ。その父をカプリカが救い、その後バルターとカプリカは関係を深めていくわけだ。
ピラミッドの優勝決定戦前のサムは、「大事なのは勝つことではなくて完璧なプレーをすることで、結果には興味がないんだ、本当のところ」と、記者に語る。
後片付けの寂しさばかりが漂っていたギャラクティカが活気づくのが嬉しい。ただ解体されて消えていくのではなく、彼女にふさわしい最終幕を用意したアダマ。いよいよ本当のさようならだ。
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